2010年10月24日

いつかパラソルの下で

画像 007-500.jpg

カラフルに続いて「いつかパラソルの下で」を読んでみました。

亡き父親が生まれ育った街を兄弟で訪れて、
父が生前どんな人だったのか、どうして自分たちは厳格に育てられて
しまったのか、一人一人が向き合いながら、その理由を知ろうとします。

過去にこう育てられたからとか、過去にこんな事件があったからとか、
人は自分の生き方を過去に捉われて正当化しようとしてしまうけれど、
誰かのせいにして生きられたら、楽なのだろうけれど、何も変わらない。
どこかで踏ん切りをつけないといけないのだ。

森絵都さんのお話は、そんなテーマを重くなく、説教くさくなく、さらっと
書き上げてしまうところがすごいなと思う。そこが不満な読者も多いかも
しれないけれど、あんまり重く書かれるとしんどい時もあるし。

もう少し、読み続けてみようかな。


いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)
いつかパラソルの下で (角川文庫 も 16-5)森 絵都

角川グループパブリッシング 2008-04-25
売り上げランキング : 7688

おすすめ平均 star
star死んだ父をたずねて
star爽やかな風を感じます
star誰しもが持つ、トラウマ。その正体。

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

posted by jupi at 21:39| 京都 ☔| Comment(0) | 読んだ本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。